タグ: 株式会社インヴィニオ 取締役 エデューサー 高井 正美

貨幣の暴走を許すな!(上)[会員限定]

米国のサブプライムローン破綻に端を発した今回の世界的な経済危機については、このメールマガジンでも何回か取り上げていますが、筆者は金融理論などの専門家ではないのですが、多年に亘る経営実務経験などから考えても、今回のような状況はおかしいと思わざるを得ないと言います。今回の経済危機を起こしたといわれ…続きを読む

学びの深さは何によって決まる?[会員限定]

人材育成という仕事に携わっている筆者がしばしば感じていることがあります。それは「ほとんど同じ教育プログラムであっても受講生によって学びの深さに大きな差が生じるのはなぜか」という事です。これまでのさまざまな数多くの経験も踏まえて学びの深さに差異が生じる原因を筆者なりに考察してみたところ、大きく3…続きを読む

サンタクロースとWeb2.0

「クリスマス」と「インターネット」。この二つは直接的には何の関係もありません。しかしどちらも、誰が強制したわけではないのに全世界の人々に圧倒的に支持され、デファクトスタンダードの座を勝ち取っています。時間軸の違いはあるものの、世界のデファクトに達した道程に何か共通性はあるのか?筆者はこの二つの…続きを読む

いざなぎ景気を超えて~『不易流行の経営学』

日本経済の景気拡大が続いています。このまま続いて戦後最長の「いざなぎ景気」を超えることがほぼ確実視されていますが、今回の景気拡大には期間だけではなく、力強さがあるといわれています。 筆者は、この景気拡大の源と持続のカギは、松尾芭蕉の説く「不易流行」にあるのではないかと考えています。今の景気拡…続きを読む

人材教育の新たな地平(後編):気づきの促進方法とは?

『「気づき」を与える』―――その重要性を自ら実感している人は多いと思います。前回のコラムでもその重要性について論じました。では、実際に気づきを与えるにはどうしたらよいのか、ということを考えると構えてしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、何でもない日常生活の中から「気づき」を与える方法のヒ…続きを読む

人材教育の新たな地平:知るから気づくへ

企業における人材育成というのは、どうあるべきなのでしょうか。筆者は日々仕事を通じて「教育の本質とはいったい何なのか?」という自問自答が続きます。 たとえば“企業人として活躍するのに有益な知識習得の支援”という位置づけであると考えてみましょう。読者のみなさんもお気づきの通り、経営理論を学ぶだけ…続きを読む