新規事業のアイデア作りの誤解[会員限定]
筆者の曰く、彼の仕事は「新しもの屋」であり、新規事業や新商品、新サービスの開発・立ち上げに関わる仕事を中心に日々活動しています。その際には「よくそんなにいろいろ思いつきますね。」という質問を多く受けるのですが、筆者自身にはいわゆるクリエイティビティは無いのだと言います。今回のコラムでは筆者がど…続きを読む
プロスペクタス・デザイナー
1991年京都大学大学院卒。同年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。 プロジェクトマネジャーとして、食品、流通、通信、化学、機械など幅広いクライアントに対して、新規事業開発、マーケティングなど全社戦略・組織改革などに従事。 99年より株式会社クリーク・アンド・リバー社経営戦略室室長、プロフェッショナルエデュケーションセンター長として、主にビジョン構築、海外戦略、IR、M&Aなどに従事。 2003年よりフリーのプロスペクタス・デザイナーとして活動。
筆者の曰く、彼の仕事は「新しもの屋」であり、新規事業や新商品、新サービスの開発・立ち上げに関わる仕事を中心に日々活動しています。その際には「よくそんなにいろいろ思いつきますね。」という質問を多く受けるのですが、筆者自身にはいわゆるクリエイティビティは無いのだと言います。今回のコラムでは筆者がど…続きを読む
「それは分析してみないと」「じゃあ、ここらへんを分析してみよう」「ちょっと分析してみて」…筆者が関わるプロジェクトの現場で実に頻繁に耳にする言葉のひとつが《分析》です。皆さんのお仕事でも良く登場する言葉なのではないでしょうか。しかし、《分析》を企業経営の視点から考えるときに忘れてはならないのが…続きを読む
筆者はこれまでに多くの新規事業を作る現場にかかわってきました。その経験から、いろいろな企業で新規事業がうまくいかないのは「思考法の誤解」に原因があるのだと言います。本来、新規事業にとっては「本当に売れそうなのか」が最初の一歩なのは言うまでもありません。しかし、その点が議論される時、一体誰がリス…続きを読む
最近の筆者は、さまざまな企業の若手/中堅のエースと呼ばれる方々と接する機会が多くなってきました。その場で彼らに必ず聞くようにしている質問がいくつかあるのだそうです。その中で特に、ここ10年ほどで返答がめっきり変わってきているものがあります。 その質問とは『なぜ企業は黒字でなければならないのか…続きを読む
前回のコラムで、企業再生の決め手のひとつは組織の力ではなく実は個人技であるということをご紹介いたしましたが、今回は二つ目の決め手について、続けて解説してまいります。 以前は、企業再生というと社長を送り込む、というのが常道でした。しかし、「真性」企業再生を個人技で行う基本メカニズムを考えると、…続きを読む
ここ最近、企業再生という言葉を耳にする機会が多くなっていますよね。でもその内部で起きていることというのは実際に関わらなければわかりません。そもそも再生って言っても何するの?という方がほとんどなのではないでしょうか。 もはやブームに近い様相を呈する企業再生ですが、筆者は「真性」企業再生の成否の…続きを読む