企業・組織文化の強弱による事業ポートフォリオ再構築[会員限定]
複数の事業を持つ企業にとって重要な「戦略」は、限られた資源をどの事業に振り分けるかを決める事です。会社としてどのような事業ドメインで勝負をしていくのかを決める一つの考え方として、事業ポートフォリオ理論があります。筆者は最近、企業文化と企業のパフォーマンスの関係を研究するデニソン博士と出会いまし…続きを読む
複数の事業を持つ企業にとって重要な「戦略」は、限られた資源をどの事業に振り分けるかを決める事です。会社としてどのような事業ドメインで勝負をしていくのかを決める一つの考え方として、事業ポートフォリオ理論があります。筆者は最近、企業文化と企業のパフォーマンスの関係を研究するデニソン博士と出会いまし…続きを読む
「ニーズの多様化」という表現はマーケティング戦略を考える上でよく登場するものですが、この言葉は「人それぞれ生活様式や価値観が違うのでAさんが欲しいものとBさんが欲しいものはまったく違う」という意味で使われる場合がほとんどではないでしょうか。しかし、自分の購買行動を振り返ってみると、ものによって…続きを読む
ナレッジマネジメントの重要性が叫ばれて久しいですが、皆様の職場ではどのような取り組みをされていますか?そのためのシステムを導入されたり、組織の仕組みを工夫されたりするなど色々な事をなされているかと思います。筆者はある企業にて問題解決の研修を継続的に行っていますが、毎回テーマとして挙がるものに「…続きを読む
戦略を考える上で「将来がどうなるのか」を予測しようとすることは不可欠になります。今回のコラムでは、顧客の求める価値の変化は何によって引き起こされるかを考えることによって将来を予測し、半歩先から市場を創造することを試みます。まずは予測しやすい変化の代表例である人口動態の変化を手がかりに戦略立案に…続きを読む
戦略、というものを考える時、現在の状況を見極め、状況に対応した打ち手を考えていくことは非常に重要です。現時点で顧客が求めている第一のニーズの下には、眠っている第二の潜在ニーズがあるかもしれません。戦略を立てるべき人は、どんなことに気を使う必要があるかを、小売業界、スーパーマーケットの戦略立案を…続きを読む
筆者はエデューサーという仕事を通じて人の想いや問題意識を引き出すことを生業としていますが、「実際のところ自分はどのように引き出しているのか?」という事をあらためて考えてみました。皆さんの中には部下とコミュニケーションを取ったり、意見を引き出してまとめたりされるのに苦労されていらっしゃる方もいら…続きを読む
仕事で必要な「癖」を身につけるには、それなりの強制力が必要になります。遅くとも新卒入社3年目くらいまでに身につけるべき5つの癖があるのですが、これらの癖を定着させる方法としていわゆる問題解決のプロセスを活用する方法を提案します。このプログラムは、直属上司や先輩の協力なしには成り立ちませんが、結…続きを読む
いつもは日々行なっている教育・研修活動を通じて、感じたことや自分なりに考えた事を徒然なるままに書かせて頂いているのですが、今回は新年号ということもあり、インヴィニオが今年どのような形でお客様に貢献したいと考えているか、お話させていただきたいと思います。リーダーとは何か、リーダーシップとは何かと…続きを読む
「競争戦略の本質は差異化である」、というのはマイケル・E・ポーターの有名な言葉ですが、コンペティティブ インテリジェンスでは他社の戦略を研究してしまって、自社の戦略を構築する際に、どこでどのように差異化するのが有効かを考えるというアプローチを用います。 この手法は人事戦略の立案にも応用できる…続きを読む
リーダー育成において期待される結果の一つに、「参加者の目線を上げる」、ということがあります。今回はこの「目線」はどのような要素から構成されるのか、また、それを経営者の目線に近づけるにはどのような方法があるのかについて考えてみたいと思います。 …続きを読む
筆者はリーダー育成のための長期プログラムを実施する際、What構築、あるいは課題形成・発見のセッションを行います。このWhat構築を支援するツールとして、いろいろな道具を使うのですが、その一つに「時代分析」と呼ばれるものがあります。 今年に入ってから、数社のお客様にご提供したプログラムで幹部…続きを読む
最近、教育体系全般の見直しをしたいというお客様の要望を頻繁に伺うようになったので、弊社らしいアプローチが出来ないかと、顧問である高橋俊介さんにも討議に加わっていただき、見直しの方法論を作りました。 最終的には全員に受けさせるべきものと、特定の人に受けさせるべきものとに分けて整理し体系立ててい…続きを読む
最近人の特徴をできるだけ正確につかんで、適材適所を図るという考え方が広まりつつあります。この考え方は非常にすばらしく、人間の持っている基本的な欲求をできるだけ満たすようにすることで、本人にとっても楽しくやりがいの感じられるような職務についてもらえる可能性が高くなります。 ただし、人事にとって…続きを読む
前回示したモデル企業の営業マンに利益に直接貢献しないような業務を加えてみたとき、会社の全体最適がどのように達成されるかについて考察を進めていきます。 コストセンター的な業務を営業マンが自ら行う場合、アウトソースする場合、社内にその業務を専門に行う人材を抱えた場合について比較してみると、営業マ…続きを読む
企業の部分最適と全体最適についての考察が進みます。一つの変数をみながら社員が合理的に判断して行動すると、結果として企業全体の最適が図られるような変数はないのでしょうか。モデルケースをもとに、全体最適を実現するアプローチについて具体的に考えていきます。 最近批判が多い、成果主義や目標管理制度は…続きを読む
最終回の今回は、アクションラーニングという手法を通じて行った研修プログラムが最終的に参加者に、そして会社にどのような効果をもたらすかについてをご説明していきます。 アクションラーニングを通じて、様々なことが起こります。自社の状況を冷静に分析していくことで危機感が生まれマインドセットが変わって…続きを読む