新規事業のアイデア作りの誤解[会員限定]
筆者の曰く、彼の仕事は「新しもの屋」であり、新規事業や新商品、新サービスの開発・立ち上げに関わる仕事を中心に日々活動しています。その際には「よくそんなにいろいろ思いつきますね。」という質問を多く受けるのですが、筆者自身にはいわゆるクリエイティビティは無いのだと言います。今回のコラムでは筆者がど…続きを読む
筆者の曰く、彼の仕事は「新しもの屋」であり、新規事業や新商品、新サービスの開発・立ち上げに関わる仕事を中心に日々活動しています。その際には「よくそんなにいろいろ思いつきますね。」という質問を多く受けるのですが、筆者自身にはいわゆるクリエイティビティは無いのだと言います。今回のコラムでは筆者がど…続きを読む
筆者はこれまでに多くの新規事業を作る現場にかかわってきました。その経験から、いろいろな企業で新規事業がうまくいかないのは「思考法の誤解」に原因があるのだと言います。本来、新規事業にとっては「本当に売れそうなのか」が最初の一歩なのは言うまでもありません。しかし、その点が議論される時、一体誰がリス…続きを読む
前回のコラムでは新規事業投資における投資安全性を確率論の視点から考察してみましたが、今回は、「毎回の投資における事業成功確率を高める」にはどうすればよいかについて考察しました。筆者の考えるキーワードは「茶・練・時」です。これらのキーワードは、新規事業の成功確率を高める上でどのような意味を持つの…続きを読む
新規事業成功が難しいことの最大の原因は不確定要素が多数存在する事にあります。つまり新規事業は本質的に“確率のゲーム”と言えるでしょう。しかしながら、そのことは十分に認識されている経営者が多く存在する割には実際に新規事業の取り組み状況を見ると首を傾げたくなるケースが散見されると筆者は言います。認…続きを読む
たまに、「あの人は一体何のためにあんなことをしているのだろう?」といった疑問をもつような光景に出会うことがあります。例えば、ロッククライミングという行為は何の外発的報酬もなく、観客の喝采すら浴びないのに命を賭けてまでのめり込む人がいるのはなぜか、と思ったことはないでしょうか? シカゴ大学のチ…続きを読む