Leadership Insights
昨今の日本企業においては、日産のゴーン改革に触発されたかのように、トップを選ぶ基準として、強力なリーダーシップと優れたビジョンを兼ね備えていることが条件になっていることは少なくありません。そしてそのような基準で選ばれた方々が実際にすばらしい経営者であることは、誰も否定しないでしょう。 しかし、その事実と同時に筆者が感じているのは、業績はよろしくてもトップのご機嫌がよろしくないことを見受ける機会が多くなっているということです。社員がトップの示すビジョンや戦略に反応しないことに彼らは嘆き、苛立ちを感じているのだそうです。 しかし、社長が嘆いているのと同様、社員の方もその社長に対して戸惑いを感じているようなのです。言っていることが正しいのは理解できるのだけれど・・・というのが彼らからよく聞く感想です。社長と社員のそんなギャップを埋める鍵はどこにあるのでしょうか?日産のゴーン社長、アップルコンピュータのスティーブ・ジョブズなどの具体例を交えながら、その秘密が解き明かされます。
 
これから何回かに分けて、アカウンティング分野、特に財務会計領域について、課題設定を目的とした分析の視点を解説していきます。 まずは、皆さんにとって馴染みのある損益計算書から分析を始めます。P/Lを分析する切り口はいくつかあるのですが、今回ご紹介したいのは、P/Lの項目を意味合いの異なる3つのセクションに分け、それぞれについて過去数年間の推移および同業他社との比較を行ない、自社にとっての課題を洗い出すアプローチです。 まずは一つ目のセクション、本業での稼ぎを見る部分の検証をはじめてみましょう。
 
最近よく耳にする言葉の一つに「ダイバーシティ」というものがあります。このdiversityの意味を辞書で調べると「多様性・相違」。日本企業だとどうしても女性活用という意味で捉えられがちなのですが、実はもっと幅が広い概念を表しています。 高橋さんの言うには、企業の成長を支えるために必須と考えるべきものが、ダイバーシティ推進の背景にあるのだそうです。女性・外国人という視点はもちろん、現在最大の成長ポテンシャルを持つ中国マーケット、そして、雇用形態など、ダイバーシティマネジメントを考えるための視点はいろいろとありそうです。どうぞご一読を。
 
今回はビジネス数字の世界を3つに分けてそれぞれの意味合いや関連を見ていきながら理解を深めていきたいと思います。 ビジネス数字の世界を構成する3つの分野とは、ファイナンス(財務)、アカウンティング(会計)、タックス(税務)。筆者によるとこれら3つの分野はビジネスリーダーとして必要な3点セット(ビジョン、What、戦略)と密接に関連しているのだそうです。各々の分野の代表的な要素とその関連を見るには、時間軸の切り口でアカウンティングとファイナンスの関係を理解するところからはじめます。 財務数字をビジネスの観点から整理したときの構造について再確認してみましょう。
 
前回のコラムで、企業再生の決め手のひとつは組織の力ではなく実は個人技であるということをご紹介いたしましたが、今回は二つ目の決め手について、続けて解説してまいります。 以前は、企業再生というと社長を送り込む、というのが常道でした。しかし、「真性」企業再生を個人技で行う基本メカニズムを考えると、実はそれは非常に難しいことであると筆者は述べています。 企業再生の現場を目撃した筆者の実感、どうぞご一読ください。