Leadership Insights
筆者が考えるハイパフォーマー人材・組織の条件として考えているものの一つに「徹底力」があります。あのタイガー・ウッズも、楽天の三木谷社長も成功のカギとして、この「徹底力」を挙げています。 では、徹底力に必要な条件とはどのようなものなのでしょうか。筆者はそれには3つのポイントがあるといいます。
 
いわゆるコンテンツビジネスには、現在二つのビジネスモデルが共存しています。ひとつは映画や新聞、雑誌のような有料サービスモデル、もうひとつは民放テレビ番組に代表される無料サービスモデルです。 今から10年前、MITの教授が放送と通信のあり方を予言しました。その予言は、実はずばり今日の放送と通信の状態を言い当てたものになりました。筆者は、それに倣って、テレビと雑誌におけるサービスモデルのあり方を予言することを試みます。
 
最近人の特徴をできるだけ正確につかんで、適材適所を図るという考え方が広まりつつあります。この考え方は非常にすばらしく、人間の持っている基本的な欲求をできるだけ満たすようにすることで、本人にとっても楽しくやりがいの感じられるような職務についてもらえる可能性が高くなります。 ただし、人事にとって頭が痛いのは、職種の種類には限りがあり、人数にも枠があるので、全員をジョブマッチング的な思想できれいに割り当てることが物理的に不可能なことです。組織の成果の最大化の点から最適な人材配置を考えるとき、「比較優位」の原則をうまく取り入れることができるかもしれないと筆者は考えています。
 
皆さんはファーストペンギンという言葉を耳にされたことがあるでしょうか? 生き延びるためとはいえ、敵がいるかもしれない危険な水のなかに真っ先に飛び込むペンギンを指す言葉だそうで、ただ一人死を恐れず飛び込む行為は、生物の自己防衛本能を考えれば不思議で愚かにすら感じられます。 しかし、人間を含むすべての生物は、不確実な環境に適応しながら生き延びてきました。そのためには群れの誰かがチャレンジャーになって不確実な現実と格闘し、新たな活路を見出さなければならなかったのです。生物は進化の過程で「不確実性を好む脳」を発達させてきたらしいことが最近の脳科学研究で分かってきたそうです。人間社会における『ファーストペンギン』が勝ち残る鍵がどのように変わりつつあるかについて考えてみましょう。
 
前回示したモデル企業の営業マンに利益に直接貢献しないような業務を加えてみたとき、会社の全体最適がどのように達成されるかについて考察を進めていきます。 コストセンター的な業務を営業マンが自ら行う場合、アウトソースする場合、社内にその業務を専門に行う人材を抱えた場合について比較してみると、営業マンの受け取りの極大化、外部のリソースの活用について合理的な判断が為されれば、全体最適が達成されていく可能性があることが示されていきます。