Leadership Insights
日本でも経営効率化の手段としてM&Aが積極的に活用されはじめました。それ自体は喜ばしいことですが、まだディールメーキングに関心が集中していて買収後の統合化に目が向いていないように思われます。言うまでもないことですが、M&Aは買収後の統合にこそ価値の源泉があります。統合化に失敗すればM&Aに時間を使う意味はありません。 さて、M&A先進国のアメリカを見てみると1990年ごろから買収後の事業統合について実践的な統合化スキルが体系化されてきているそうなのです。その中で注目すべきは統合化をリードするリーダーシップスキルトレーニングです。
 

サンタクロースとWeb2.0

(2006年12月14日)
「クリスマス」と「インターネット」。この二つは直接的には何の関係もありません。しかしどちらも、誰が強制したわけではないのに全世界の人々に圧倒的に支持され、デファクトスタンダードの座を勝ち取っています。時間軸の違いはあるものの、世界のデファクトに達した道程に何か共通性はあるのか?筆者はこの二つの共通点の分析を試みます。
 
「競争戦略の本質は差異化である」、というのはマイケル・E・ポーターの有名な言葉ですが、コンペティティブ インテリジェンスでは他社の戦略を研究してしまって、自社の戦略を構築する際に、どこでどのように差異化するのが有効かを考えるというアプローチを用います。 この手法は人事戦略の立案にも応用できるので、企業の人事部門の方々にお集まり頂き、勉強会を行いました。経営戦略を出発点にしながら、人事戦略がどこまで差異化できるかを考えてみました。
 
「社員間のコミュニケーションが上手く行っていない」、「部門間の意思疎通ができていない」など、最近コミュニケーションに関する話題を耳にします。主に新人や若手社員向けの「コミュニケーション研修」も多くなっているようです。そうした研修でトレーニングを積むことで、コミュニケーション能力を身に付けることは可能でしょう。しかしその能力を生かして維持していくにはもう一つ重要なポイントがあるのだそうです。
 
佐藤可士和さんというアートディレクターをご存知でしょうか?古いものですとホンダのインテグラから、最近はユニクロのプロジェクトまで手がけている当代きってのヒットメーカーです。筆者はある日、佐藤可士和さんのお話を聞く機会がありました。佐藤可士和さんが一緒に仕事ができる人を判断するときの基準は「ドタドタ」か「パッパ」の違いなのだそうです。これは筆者の『成果を生み出す「型」』についての考え方と共通するものでした。