Leadership Insights

日本企業の設備投資教

(2008年06月26日)
日本企業の中でも、製造メーカーは成長市場が出現すると、多くの場合設備投資を増額し、成長の波に乗って優位性を確立しようとします。しかし、個別企業のミクロレベルでは妥当に見える戦略も、複数の、それも強力な競合が同時に同じような戦略で臨んだ場合、マクロレベルではそうした戦略が妥当でなくなる場合が多いと筆者は指摘します。
 
(株)インヴィニオ プログラム・デベロップメント
今回は、アメリカでエンターテイメント事業を行っているモヒガン・サンという企業の事例をご紹介します。この会社では「見えないコンテクスト」を管理し、企業文化をマネジメントする事でビジネスのパフォーマンスを向上させることに成功しています。モヒガン・サンの取り組みは、一見どの会社でも行われているようなものに見えます。一体何がパフォーマンスの維持・向上に結びついているのでしょうか。そのポイントを考察してみましょう。
 

混乱する日本企業の財務

(2008年06月12日)
企業財務は現実社会での経済活動を成功裡に行っていく上での常識的な考え方そのものです。日本に財務の考え方が本格的に入ってきたのは1980年代になってからですが、日本では財務理論はある種のテクニックとして受け入れられてしまいました。その結果、日本企業は理論とかけ離れた独特な財務上の理解、そして行動を取るようになってしまったと筆者は言います。そこに至るにはどのような経緯があったのか、そしてそれがどのような問題を引き起こしているのかについて考察していきます。
 
筆者が大学の工学部の授業で行ったビジネスゲームにおいてチーム編成に工夫をしたところ、結果にある特徴が観察されました。両極端な特徴を持つ2つのチームがいつも首位争いをしていたのです。そのチームは「職人組合」と「混成部隊」でした。その結果から筆者は、異質な人材の組み合わせによる相互作用が全く新しい分野を創造するようなイノベーションを引き起こすのではないかと考え、「交差的イノベーション」の必要性を提言します。
 
(株)インヴィニオ プログラム・デベロップメント
読者の皆様の中にはご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、アメリカの人材開発に関わる協会であるASTDの世界大会が今年は6月1日~4日の日程で、サンディエゴで開催されました。ASTD2008に参加したインヴィニオスタッフより早速レポートが届きましたのでご報告させて頂きます。まずは全体のプログラムから、注目すべきキーワードをピックアップしてみましょう。ポイントは「“コンテンツ”から“コンテクスト”へ」です。