Leadership Insights
日本人のグローバル環境でのリーダーシップ開発のニーズが高まっています。グローバル化は今に始まったことではありませんが、ローカル人材のリーダー育成や、非日本人リーダーのグローバル育成といった取り組みが続けられてきた中で、一時は日本人はグローバルリーダーに不向きではないかというあきらめの声さえ聞こえていました。しかし現実問題、日本人のグローバルリーダーシップ開発は切羽詰った状況にあるのです。それはなぜなのでしょうか。また、何故日本人はグローバルリーダーに不向きだといわれてしまうのでしょうか。それを解く鍵は日本人の働き方の特殊性にあったのです。
 

日本企業の株主還元

(2008年09月25日)
今回は日本企業の株主への配当、還元について考察してみます。株主への還元には株価上昇によるキャピタルゲインと、既存事業が生み出すキャッシュの配当がありますが、基本的にキャピタルゲインは企業の急成長段階において期待されるものであり、成熟期を迎えた場合には増えるキャッシュ残高によって高い配当を受け取ることが期待されますが、日本企業の場合、成熟期を迎えキャッシュが増えても配当による株主への還元よりも他の成長事業へ再投資する傾向があります。しかし、多くの日本企業は社内に次の成長の種を持っていません。
 

その分析、必要ですか?

(2008年09月11日)
「それは分析してみないと」「じゃあ、ここらへんを分析してみよう」「ちょっと分析してみて」…筆者が関わるプロジェクトの現場で実に頻繁に耳にする言葉のひとつが《分析》です。皆さんのお仕事でも良く登場する言葉なのではないでしょうか。しかし、《分析》を企業経営の視点から考えるときに忘れてはならないのが、分析作業とは時間(=コスト)がかかるものであり、なおかつ分析結果それ自体は直接金(=利益)を生むものではない、にもかかわらず、一見なぜだか重要かつ生産的な行為に見えてしまうことなのです。したがって、いかに無駄な分析を回避するかが、経営の重要な着眼点となるのだと筆者は言います。今回はこの視点から《分析》を考えてみましょう。
 
(株)インヴィニオ プログラム・デベロップメント
前回に引き続き、「ハイ・パフォーマンス組織への変革セミナー」第二日目の内容についてご報告させて頂きます。第二日目は新たな視座で成長を牽引できるリーダーの育成というテーマで開催致しました。高橋俊介氏の基調講演では、変革と創造が求められる組織のリーダーシップについて、伊藤修氏の講演では時代観・世界観を持ったリーダー育成へのチャレンジをテーマに伊藤氏の具体的な取り組み内容をご紹介頂きました。菅野誠二氏にはマーケティングという切り口から、高井は読者の皆様にも評判の高かったビジネスR&Dの取り組みについてご紹介させて頂きました。またゲストセッションではエプソン販売株式会社様の成長を牽引する経営人材開発を目的とした人材育成プログラム「平野塾」開催の経緯と背景、内容について詳しくご紹介頂きました。
 

日本企業の自己資本信仰

(2008年08月28日)
通常企業が急成長している時期には自社の事業が生み出す以上に投資資金ニーズも大きくなるため、外部からの資金調達ができないと成長の機会を逃してしまいます。そうした場合の資金調達は長期資本からが基本ですが、日本経済の戦後の成長段階におけるほとんどの期間、企業の資金調達は銀行の短期貸付で行われていました。そのため、信用収縮期に冷や汗をかいた経営者たちは自己資本比率を高めようとする企業活動を行ってきました。その結果が日本企業のROEの低下傾向、株価の低迷として現れてきたのだと筆者は言います。