リソース・ベースド・ビュー


リソース・ベースド・ビュー(RBV Resource Based View)
リソース・ベースド・ビュー(RBV)は、資源依存型戦略理論の一つで、競争優位の源泉を企業の内部資源に求める戦略理論である。
オハイオ州立大学の経営大学院教授、バーニー(J.B.Barney)によって展開された。
■内部資源
有形資源 (ヒト・モノ・カネ) + 無形資産 (技術力・ブランド・プロセス・情報・知識)
= ケイパビリティ (能力)
■VRIO分析
企業の内部資源(ケイパビリティ)が、持続的競争優位の源泉となるための条件として
4つの条件を挙げている
①V (Value) 価値・・・経済的価値の創出
②R (Rareness) 稀少性
③I (Imitability ) 模倣可能性・・・模倣が困難
④O (Organization) 組織・・・経営資源を有効活用できる組織の存在
持続的競争優位を達成するには、このVRIOの条件を満たした「稀少で模倣にコストのかかるケイパビリティ」を確保し、それを活用して顧客ニーズにこたえる戦略を確立し、実行する必要がある。
■関連用語