ホフステードの組織文化モデル


ホフステードの組織文化モデル
「文化と戦略の父」と称されるマーストリヒト大学のヘルムート・ホフステードは、「組織文化とは、ある組織のメンバーがお互い同士あるいは仕事や組織外部とどのように関わるかを、他の組織と比較対照できる形で表現したもの」と定義している。その上でホフステードは、以下の8つの切り口で組織文化を診断するモデルを提唱している。
- 目的と手段の優位性(目的、手段のどちらを重要視するか)
- 誰を大切にするのか(組織内か、組織外のステークホルダーか)
- 仕事の規律(緩やかか、厳格か)
- 組織内の関心(上司への忠誠心か、仕事への忠誠心か)
- 組織外への接し方(オープンか、閉鎖的か)
- 組織の経営哲学(従業員志向か、仕事志向か)
- 組織の人々のリーダーシップ受容度
- 人と組織の一体感