カテゴリー: Leadership Insights

問題解決シコウ[会員限定]

今回のコラムでは、問題解決に必要な二つの「シコウ」について考察してみます。二つの「シコウ」、一つ目は、問題解決志向、目線を上げて考えてみるということです。目線を上げるために欠かせないのはステークホルダーや顧客の視点です。二つ目のシコウは問題解決思考、頭を整理することです。事例をもとに、どのよう…続きを読む

戦略ストーリーの構築は“エイ、エイ、オー”で[会員限定]

当メールマガジンでも連載当初にコラムでご紹介いたしましたが、一橋大学の楠木先生が執筆された「ストーリーとしての競争戦略」はビジネス書のベストセラーとなり、発売からかなり時間が経った今も店頭の目立つ位置に積んである書店をよく見かけます。お読みになった方も多いのではないでしょうか。こちらの本の発売…続きを読む

日本人のための幸せのレシピ[会員限定]

OECDが2011年に実施した幸福度調査は興味深い結果を示しました。日本の客観的な数値で測れる幸福度は世界の中でも上位に位置するのですが、主観的な幸福度は下位グループに属するのです。この結果に疑問を持った筆者は、この謎を解く鍵になりえるキーコンセプトを行動経済学の世界的権威であるダニエル・カー…続きを読む

日本の電力供給問題と企業経営[会員限定]

東日本大震災とその後に発生した原発事故から始まった東日本の電力不足は、その後、日本全体の問題に発展しています。皆さんのオフィスでも節電が迫られ、色々と大変なことも多々おありなのではないでしょうか。企業研修の現場でも、影響はけして小さくありません。しかしながら筆者は、今回の電力不足がきっかけとな…続きを読む

ごきげんようは、侮れない[会員限定]

最近、筆者が非常にパフォーマンスに関係すると実感しているのが“機嫌”です。内田樹さんによれば、「危機的局面」において人間は上機嫌になるものだそうで、それは精神論的な教訓ではなく、追い詰められた生物が生き延びるための戦略であるそうです。筆者の経験している様々な局面でも、人が上機嫌になるシーンとい…続きを読む

いま改めて情報について考える~情報“発信力”が問われている[会員限定]

ソーシャルメディアの発達と普及によって、個人レベルで誰もが手軽に情報を発信できる時代になりました。しかしながら、手軽さが増したことによって情報を発信するということの意義や責任がなおざりにされているようにも思えます。コラムの最終回となる今回は、“情報を発信する”ということについて考察していきます…続きを読む

大人の成長には痛みを伴う[会員限定]

筆者は最近日本ラグビーフットボール協会の中竹竜二さんが書かれた本を読み、非常に共感を覚えました。そこでご本人に直接会いに行き、話をする機会を得ました。その際に、中竹さんから出た「大人の学びには痛みを伴う」という言葉が筆者の心に突き刺さりました。もともとは成人教育学者のジャック・メジローが提唱す…続きを読む

いま改めて情報について考える~震災から見えた情報の現実[会員限定]

3月11日に発生した東日本大震災は、様々なものの見方や考え方を私たちが変える・変えざるを得ないきっかけとなりました。「情報」に関しても明らかになったこと、改めて認識させられたことが多々あったのではないでしょうか。今回のコラムでは、情報の本質、ネット社会が出来ること、情報を見極める力というポイン…続きを読む

未曾有の危機を乗り切る日本的リーダーシップとは?[会員限定]

3月11日に発生した東日本大震災。その被害は想定外のものでした。呆然と立ち尽くすほど深刻な危機に直面したとき、洋の東西を問わず人は誰しも救世主を待望するのではないでしょうか。超自然的な存在に求めるのならばそれは神仏であり、人であれば国王や大統領、首相といったトップリーダーということになるでしょ…続きを読む

機能する人材像の作り方-人材マネジメント革命の忘れ物[会員限定]

筆者は仕事柄多くの組織の“人材像”を見てきています。しかしながら、多くの組織の人材像は、他の組織でも通用しそうな一般的な定義のものが多く、独特なものに出会うことはほとんどありません。その原因は大きく二つあり、設計の工数の問題と、ノウハウの問題ではないかと筆者は考えています。今回のコラムでは「機…続きを読む