経営トップのロールモデル[会員限定]
筆者はしばしばコンサルティングや研修サービスなどを通じて、実際の企業のサポートをする機会がありますが、事業価値創造や企業の発展に向けて、今の時代の企業のリーダーには、「起業家」と「経営者」という二つの資質・スキルが求められていると感じるそうです。この二つのマインドセット/スタイルはなかなか両立…続きを読む
筆者はしばしばコンサルティングや研修サービスなどを通じて、実際の企業のサポートをする機会がありますが、事業価値創造や企業の発展に向けて、今の時代の企業のリーダーには、「起業家」と「経営者」という二つの資質・スキルが求められていると感じるそうです。この二つのマインドセット/スタイルはなかなか両立…続きを読む
かつて小林秀雄は「花の美しさがあるのではない。あるのは美しい花である」という有名な言葉を残しました。しかし、この言葉は仕事においてあてはまるのでしょうか?現実には企業としてやらねばならない仕事の大枠は決まっている中で、「楽しい」と思える仕事をメンバーひとりひとりに与えることは難しいのではないで…続きを読む
佐藤可士和さんというアートディレクターをご存知でしょうか?古いものですとホンダのインテグラから、最近はユニクロのプロジェクトまで手がけている当代きってのヒットメーカーです。筆者はある日、佐藤可士和さんのお話を聞く機会がありました。佐藤可士和さんが一緒に仕事ができる人を判断するときの基準は「ドタ…続きを読む
リーダーシップはビジネスの分野で、古くから不変の人気を保ち続けているテーマです。テーマとして安定した人気があっても、その中身には相当の流行廃りがあります。誰もが関心があるテーマであるけれども、しかしその本当の中身は誰にも分からないということなのでしょう。 筆者によるとリーダーシップ、それは「…続きを読む
日米の企業にそれぞれ10年以上勤めた筆者が、考えさせられたことの一つに、人材育成、特にリーダー育成のあり方の違いがあるそうです。その違いが生じる理由として、リーダーシップが先天的なものかどうかについての考え方の違いが根本にはあるようです。欧米の先進企業ではリーダーシップを後天的に獲得しえるよう…続きを読む
ビジネスの現場で自分の「流儀」を明確に持っていたり、確立している人というのは多くないようです。筆者はこれまでいろいろな業界のさまざまな世代の人にインタビューを数多く行ってきましたがその中でも「流儀」を確立している、と思える人に会う機会というのはそれほどありませんでした。筆者なりに考える自分の「…続きを読む
『「気づき」を与える』―――その重要性を自ら実感している人は多いと思います。前回のコラムでもその重要性について論じました。では、実際に気づきを与えるにはどうしたらよいのか、ということを考えると構えてしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、何でもない日常生活の中から「気づき」を与える方法のヒ…続きを読む
企業における人材育成というのは、どうあるべきなのでしょうか。筆者は日々仕事を通じて「教育の本質とはいったい何なのか?」という自問自答が続きます。 たとえば“企業人として活躍するのに有益な知識習得の支援”という位置づけであると考えてみましょう。読者のみなさんもお気づきの通り、経営理論を学ぶだけ…続きを読む
最近よくビジネス本に登場するような、世の中で一目置かれる「成功者」たち。彼らが成功するのに必要だった共通事項を筆者なりに考えてみました。それは意外にも当たり前のようなことだったのです。しかし、当たり前のことを実践するというのはいざ行動に移そうとすると、思いのほか難しいものですよね。 筆者はこ…続きを読む
筆者が考えるハイパフォーマー人材・組織の条件として考えているものの一つに「徹底力」があります。あのタイガー・ウッズも、楽天の三木谷社長も成功のカギとして、この「徹底力」を挙げています。 では、徹底力に必要な条件とはどのようなものなのでしょうか。筆者はそれには3つのポイントがあるといいます。 …続きを読む
“我が社のトップの発言には、リーダーシップが全く感じられないよ”、“うちの会社にはマネジャーは大勢いるけどリーダーはほとんどいないなあ”、“社員一人一人がもっとリーダーシップを発揮しないと会社全体が世の中から取り残されてしまうぞ”・・・。こんな話、どこかで聞いたことありませんか? 企業におい…続きを読む
たまに、「あの人は一体何のためにあんなことをしているのだろう?」といった疑問をもつような光景に出会うことがあります。例えば、ロッククライミングという行為は何の外発的報酬もなく、観客の喝采すら浴びないのに命を賭けてまでのめり込む人がいるのはなぜか、と思ったことはないでしょうか? シカゴ大学のチ…続きを読む
昨今の日本企業においては、日産のゴーン改革に触発されたかのように、トップを選ぶ基準として、強力なリーダーシップと優れたビジョンを兼ね備えていることが条件になっていることは少なくありません。そしてそのような基準で選ばれた方々が実際にすばらしい経営者であることは、誰も否定しないでしょう。 しかし…続きを読む