伊藤修講師のEラーニングコンテンツ


「時代観、世界観をもったリーダーの育成」にチャレンジするインヴィニオ。
その中核を担う伊藤修講師によるEラーニング講座が出来ました。
インヴィニオで伊藤修講師の講義を受けられた受講生の方のために、伊藤講師が「補講」を行います。
日ごろの情報収集や思考の組み立て方から、時代観・世界観醸成のために自らに課して実践していらっしゃる「OS講座」までを、伊藤講師ご自身が解説します。ぜひ受講生の方はご受講ください。
開講:
2009年2月中旬(予定)
収録時間:
約2時間30分
受講料:
受講生の方21,000円(消費税込み)
非受講生の方31,500円(消費税込み)
企業の教育研修ご担当の方は無料でご視聴いただけます。
開講前に専用のIDとパスワードをお送りしますのでぜひご覧ください。
【コンテンツ内容】
第一回 なぜ、今、「世界観・時代観」なのか
(1)難しい話はあとにして・・・まずは個人、人材開発の視点
-個人~「あなたは『騙されたくない』ですか?」
-人材開発~放っておくには、いかにも「もったいない」
(2)難しい話
ここ10~20年、世界システムは大きく変化する⇒ビジネスにとって、リスクと同時にチャンスが生まれる。あなたにはそれが見えていますか?
(3)復習~講義で伝えたかった4つのポイント
-顧客志向だけでは成長できない:マーケットインとプロダクトアウト
-自社・競合マトリクス:100点満点では、マーケットに永遠に搾り取られる
-仮説思考:戦略問題は不条理、だから「非論理」を加えて矛盾を両立させる。
-製品ライフサイクルとイノベーション:弱者は新しく、勝者は古臭い
(4)「戦略思考」では、何が「できない」のか?
戦略思考は3~5年先まで。10~20年後の世界は描けない
(5)なぜ、今、「世界観・時代観」なのか?
-日本:「近代」は閉塞した。e.g.年金、医療、Working Poor、自殺者・・・
-会社(≠日本):再び「近代化」させる。e.g.資生堂、トヨタ、Panasonic・・・
第二回 伊藤講師の頭の使い方
(1)Output
-毎月1~2回、新しいテーマで、話をする。(1~1.5時間)
-「干物の知」と「生ものの知」、両方について話す。
-「身体化」しないと、説明(プレゼン)はできても、話すことはできない。
(2)Input
-基本トライアングル: 政治、経済、文化(社会)
-上記3科目プラス1=科学(人工に対する自然)
-プラス2=日本(世界から日本を見る。その逆ではなく)
-主張そのものではなく、発言者の「世界観」を探りマッピングする。
-本、雑誌、新聞記事についても同様。
(3)Think~5つのTIPS
-モノゴトの光と影、その両方を見よ。(=構図的理解を拒否せよ)
-世の中を複雑系(Complex System)として捉えよ。(=悪い要素を取り除けば問題は解決する、と考えるな)
-どちらの「立場」をとるのか、意識して選択せよ(=仮説を常に持つ。間違いとなったら、すぐに修正する。自分を疑い続ける)
-自分が生きた「時代」によって、バイアスがかかっていることを意識せよ。
-基本3科目を学べ:政治=現代史、経済=資本主義、文化(社会)=社会学
第三回 私塾「OS講座」の取り組み
(1)学びの3層構造
-1 Data(知識) 2 Application(MBA、ロジカルシンキング) 3 OS(「観」)
-過去10年で、DataとApplicationはかなりレベルアップ。しかし放っておくと(3)まで辿り着きそうにない。
(2)OS講座の立ち上げ
-2006年3月にスタート。毎月1~2回実施。通算47回実施(2008年12月末現在)
-少人数制の対話形式(3~7名)。毎回1~1.5時間。
(3)OS講座で何を伝えたかったのか
-過去の講義の解説