Leadership Insights / 玉木 昭宏
P/Lを課題設定のための分析の視点で見ていきましょう。 営業利益から経常利益の部分で重要な要素は2つあり、特に持分法利益/損失の部分は、今話題となっているのニッポン放送株問題を例に挙げて具体的に考えてみます。フジテレビもライブドアもニッポン放送を持分法対象会社とする条件を満たしているわけですが・・・。 また、P/Lを評価するもう一つの視点などについても解説していきます。
 
これから何回かに分けて、アカウンティング分野、特に財務会計領域について、課題設定を目的とした分析の視点を解説していきます。 まずは、皆さんにとって馴染みのある損益計算書から分析を始めます。P/Lを分析する切り口はいくつかあるのですが、今回ご紹介したいのは、P/Lの項目を意味合いの異なる3つのセクションに分け、それぞれについて過去数年間の推移および同業他社との比較を行ない、自社にとっての課題を洗い出すアプローチです。 まずは一つ目のセクション、本業での稼ぎを見る部分の検証をはじめてみましょう。
 
今回はビジネス数字の世界を3つに分けてそれぞれの意味合いや関連を見ていきながら理解を深めていきたいと思います。 ビジネス数字の世界を構成する3つの分野とは、ファイナンス(財務)、アカウンティング(会計)、タックス(税務)。筆者によるとこれら3つの分野はビジネスリーダーとして必要な3点セット(ビジョン、What、戦略)と密接に関連しているのだそうです。各々の分野の代表的な要素とその関連を見るには、時間軸の切り口でアカウンティングとファイナンスの関係を理解するところからはじめます。 財務数字をビジネスの観点から整理したときの構造について再確認してみましょう。
 
みなさん、財務知識に自信はありますか? その重要性は理解していても、とっつき難い、日常的に使うわけではない、などの理由で自分のものにできていない方が意外と多いのではないでしょうか。 大多数の方は、財務を専門の仕事にしているわけではありませんから、事業活動の側にスタンスを置いて数字の世界を活用するという意識を持つことが重要になってきます。   このコラムでは、是非もっと多くの方にビジネス数字に気軽に親しんでほしい、との熱い思いを抱く筆者が、ビジネスリーダーとして必要な財務の視点をわかり易く解説してまいります。 第一回目は、企業をとりまく財務環境の変化を考えていきます。資金調達の視点から見えてくる日本企業の課題とは何なのか、筆者の考察は如何に。