Leadership Insights
「『なぜ』を繰り返しなさい」「常に仮説を持ちなさい」…物事に対して思考停止せずに深く考える態度は非常に大切です。しかし、『いつでも』こうした思考態度が必要かどうかに関しては筆者は疑問を持っています。なぜなら、自分の思考の枠組みなどに囚われ過ぎてしまい、目の前の事実が見えなくなってしまうことが現実には少なくない例を見ているからです。目の前の事実をありのままに感じる事で、見えてくるものがあるかもしれません。
 
昨今、企業経営において「戦略」という言葉は頻繁に使われるようになりましたが、日本企業の経営幹部になるような人々でさえ自社の戦略を明確に説明できる人は少ないと筆者は感じています。企業経営の歴史を紐解きながらその原因について考察してみましょう。資本市場の国際化により外部環境が急速に変化する今日、日本企業に求められる事とは何なのでしょうか。
 
前回はコンカレントR&Dの考え方などについてご紹介しましたが、今回のコラムでは現実には企業の研究開発部門においてコンカレントR&Dが何故十分に行われていないのか、原因について考えていきます。研究開発者による必要性の認識度合いやリスクの過大視、スキル不足、社内組織の壁と、筆者は問題を大きく4つに分類した上で、それらの問題を乗り越えるためのアプローチを提案します。
 
読者の中には実感されている方も多いと思いますが、人の採用というのは非常に難しいものですよね。短い時間で候補者の「人となり」まで知るのは無理というもの。経験豊富なマネジメントの方々にとっても、難しい意思決定のひとつであり、また失敗も生じやすいものでもあります。しかし、採用は限られた時間内で行わなくてはなりません。そのとき人はどのように意思決定を行っているのでしょうか。「リンダ問題」を題材に、最近話題の行動経済学の視点からその思考の仕組みを紐解いていきます。
 
ナレッジマネジメントの重要性が叫ばれて久しいですが、皆様の職場ではどのような取り組みをされていますか?そのためのシステムを導入されたり、組織の仕組みを工夫されたりするなど色々な事をなされているかと思います。筆者はある企業にて問題解決の研修を継続的に行っていますが、毎回テーマとして挙がるものに「仕事が専門化、高度化していてスキル等が属人的になりそれらが統合された最終製品に不具合が生じても設計段階で十分な連携がとれていないため解決できない」というものがあります。このような問題を解決するにはどうしたら良いのだろう?と考えた筆者は「情報共有職」の設置を提案します。