Leadership Insights
グローバル化やダイバーシティーなど、組織内での価値観や行動原理が多様化する環境において、今後ますます「柔らかいリーダーシップ」が必要とされています。その中核となる能力はいわゆる対人関係系のソフトスキルですが、このソフトスキルを科学的に理解するためには、まず人間の動機と思考行動特性の関係を見ていくことが重要になります。 人間の動機は成人後に変化することが無いと言われていますが、自分の動機を見極め、自分らしいリーダーシップスタイルを習得していく段階で、自分に無い動機を思考行動特性として習慣化することはある程度まで可能であると筆者は言います。習慣化という形でのリーダーシップ習得の典型例として、客観的自己理解に基づく他者理解の事例を取り上げ、その方法について考えてみましょう。
 
戦略を考える上で「将来がどうなるのか」を予測しようとすることは不可欠になります。今回のコラムでは、顧客の求める価値の変化は何によって引き起こされるかを考えることによって将来を予測し、半歩先から市場を創造することを試みます。まずは予測しやすい変化の代表例である人口動態の変化を手がかりに戦略立案について考えていきましょう。
 
サブプライムローン問題は依然底を打った様子はなく、引き続きいろいろな問題が噴出し続けています。今回のように債券市場が混乱したり、国家の財政危機が起こったり、そのたびに格付け問題は表面化します。しかし、格付けの正確な理解なしに議論しても始まりません。債券格付けとはそもそもどのようなものなのか、一度整理してみましょう。
 
国際金融市場に衝撃を与えたサブプライムローン問題ですが、未だにその問題の本質は議論され続けています。筆者はこのサブプライムローン問題を日本のバブル問題と比較し、その違いを明確にした上で、投資理論から問題の本質に迫ることを試みます。
 
昨今の「論理力」ブームもあり、読者の皆様も一度は自分の論理力を高めたいとお考えになったことがあるのではないでしょうか。筆者は仕事上、さまざまな議論の場に立ち会うことが多いのですが、論理力は議論の場で意外とクセモノになりうると感じています。なぜなら、非常に論理的に噛み合った議論がなされるときに限って、本質に迫るような結論が出ないことが多いのです。では、質の高い結論を導くような議論をするためには何が必要なのでしょうか?そのポイントは「観察力」「想像力」と「間」にありました。