Leadership Insights
世の中に情報があふれ返った昨今、ビジネスにおいて特に重要になってくるのが、いかに信頼性の高い情報を選び出すかということです。筆者は「情報源」という意識が希薄であると、情報の正確性・信頼性をあまり気にしなくなってしまうのではないかという問題意識を持っています。情報源の信頼性を見極める第一歩は、その内容についての責任の所在が明らかになっているかどうか、です。そこで、今回のコラムでは、今インターネットを使う方にはおなじみのWikipediaを例に、情報源を意識することの重要性について考えていきます。
 
筆者は最近、説明が求められるあらゆるシーンで「具体的」「分析的」「手段的」なアプローチに偏っている人が多いのではないかと感じています。その原因は日々本質を考えることを意識しているにもかかわらず、実際には、本質に迫るアプローチから遠ざかっているからではないかと考えています。その要因として筆者が挙げているのは、2点。ひとつは、仕事の内容や結果を「見える化」することにこだわりすぎたことで、仕事の細分化が進みすぎてしまったため。もうひとつはスキル的な要因で、平たく言えば「国語力」の低下です。筆者はこのような状況を打破するにはどうしたらよいのかについて、いくつかのヒントを出しています。
 
「勝ち組」として生き残るためには企業は常に「変革」し続けていかなくてはいけない。しかも、その変革のスピードは年々速くなり、そのうえ、解決しなくてはいけない課題も複雑かつ、多岐にわたってきている・・・このような状況の中、「誰もが一生懸命仕事を進めているが、なぜか思うように進まなく報われない、何が悪いのであろうか」という‘もやもや感‘が発生している職場も多いのではないでしょうか。筆者はこのような組織の変革を長年手がけてきました。そのような数々の経験をもとに、この‘もやもや感’をすっきりさせるための打ち手をご紹介していきます。
 
バブル経済が崩壊した年である1990年から2000年までの10年間は「失われた10年」と称されます。しかしながら、国民一人当たりGDPで見る限り、失われたのはむしろ2000年以降の10年のようです。「諸外国と比較して日本は豊かな国」とは、もはや言い難い状況になっています。日本が豊かさと活力を取り戻すためには、経済を再び成長軌道に乗せることが不可欠です。とはいえ、内需による成長は人口減と高齢化に阻まれ、外需による成長は産業のガラパゴス化により道を塞がれた日本。そんな日本が再び、世界トップレベルの豊かさと活力を取り戻すことは果たして可能なのでしょうか?
 
昨今、インターネットが普及してあらゆる情報がすばやく簡単に入手できるようになりました。しかしそれと同時に、あまりにも量が多すぎて処理しきれなかったり、翻弄されてしまったりという状況は皆さんも体験されているのではないでしょうか。このような時代に本当に必要なものは、何が(自分にとって)真の「情報」なのかを見極める力です。ネット世代の若者の中にはインターネットで得た情報をそのまま貼り付けたような論文を書く人も少なくないようですが、では、なぜそれではいけないのか、何が足りないのかを皆さんは説明することはできるでしょうか?