Leadership Insights / エデューサーの視点
目標管理をモチベーション向上に上手に結びつけることは皆さんの会社でも課題となっていることではないでしょうか。目標管理はどうしても成果主義とリンクしている場合が多いため、なかなかうまくいかない会社も多いようです。筆者は、目標管理だけではなく、社員の主体性を最大限に引き出す人事施策を併せて行うことで、モチベーション向上に結びつけることが可能であると言います。この取り組みを「目標管理3.0」と定義し、その要諦を解説していきます。
 
研修の効果をどのように測るかは人事部門の方々にとって悩ましい問題ではないでしょうか。研修というとどうしても個々人の能力アップ、気付きを伴う行動変容などに焦点があてられがちですが、実は組織開発面での効果が期待できると筆者は言います。また、研修を設計する場面で非常に重要なのは“どのような効果があるのか”を考えることではなくて、“どのような効果を生み出すべきなのか”を明確に意識して設計することです。定量的には測りにくいものの、効果は必ず生み出すことができるのです。
 
日本の電子機器メーカーは、多機能追及の製品・サービスの開発競争を続けています。皆さんも、ご自身でお持ちのデジカメや携帯電話などの機能をほとんど使いこなせていないと感じることは多いのではないでしょうか?しかしながら世界の市場を見渡してみると、ITの世界でもある種のミニマリズムを主眼に置いた製品開発が盛んになってきました。ありとあらゆる機能を満載したものを持ち歩くよりも特化した機能をより使いやすい形で提供する機器が消費者の支持を集めるようになったのです。筆者は日本の電子機器メーカーはある意味過去の成功体験から抜け出せていないのではないかと考察します。
 
前回のコラムでは、日本がまさに八方塞の状態に陥る可能性が高いことを論じましたが、今回、日本が再び成長への活力と輝きを取り戻す手立てはあるのかどうかについて考察してみます。筆者は日本には「擬似鎖国国家」になれる選択肢があるのではないかと提唱します。敢えて鎖国というキーワードを軸にこれまでの経済モデルから振り子を思い切り逆に振ってみることが、日本の成長戦略を考える上でのヒントになるのではないかと考えているからです。特に日本が過去の成功に囚われて気付かないまま衰退していく状況を打破するのに“鎖国”という発想は重要な鍵を握るのではないかというのです。
 
世の中に情報があふれ返った昨今、ビジネスにおいて特に重要になってくるのが、いかに信頼性の高い情報を選び出すかということです。筆者は「情報源」という意識が希薄であると、情報の正確性・信頼性をあまり気にしなくなってしまうのではないかという問題意識を持っています。情報源の信頼性を見極める第一歩は、その内容についての責任の所在が明らかになっているかどうか、です。そこで、今回のコラムでは、今インターネットを使う方にはおなじみのWikipediaを例に、情報源を意識することの重要性について考えていきます。