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ケーラー・モデル(プロセス・コミュニケーション・モデル) Kohler Model

ケーラー・モデルとは、人と人とのやり取りにおける一連の言動全体を「プロセス」と定義づけ、ポジティブなものとネガティブなものを含めた一連の流れを測定し、6つに分類したパーソナリティモデルのこと。各人は、6つのパーソナリティモデルをそれぞれ併せ持つが、どのモデルの要素が多いか少ないかがそれぞれに異なる。


6つのパーソナリティモデルには「ワーカホリック」「パシスター」「リアクター」「ドリーマー」「レベル」「プロモーター」があり、それぞれの認知スタイル(外の環境を捉えるフィルター)、認知の言葉、心理的欲求、性格の長所・短所が分類されている。又、認知スタイルによって引き起こされる、ストレス下に陥りやすい行動にも言及していることから、ビジネスの分野における社内のコミュニケーション活性化、チーム編成、部下の育成や、顧客に対してタイプごとにどのような対応を行えばよいか、などに応用が期待できる。


元々は1971年にアメリカの臨床心理学者・行動科学者のテービー・ケーラー氏が開発したモデル。NASAの宇宙飛行士の採用にこのモデルが採用され、他にもフォーチュン500社の優良企業、アメリカ連邦政府機関・州政府機関などでも活用されている。


それぞれのパーソナリティ・モデルは以下の通り。

モデル 認知スタイル 長所 心理的欲求 ストレス下の行動
ワーカホリック 思考・論理 責任感があり、論理的、
計画性がある
・仕事を認められること
・時間の枠組み
人に仕事を任せられない
相手が「考えない」ことに怒り、攻撃する
パシスター 意見・価値観 献身的で観察力が鋭く、
良心的
・仕事(への姿勢)を認められること
・確信
人のあら探しをする
他人に対し疑い深くなる
リアクター 感情・心情 感受性があって、優しく、
人への心配りが出来る
・人として認められること
(無条件に)
・五感の心地よさ
相手に合わせ過ぎる・自分で決断出来ない
注意力が散漫になりミスを犯す
ドリーマー 内省・想像性 穏やかで落ち着いている、
想像力が豊か
・自分独りになれる時間と空間が確保されること 「心ここにあらず」状態で無反応/機械的
ただ受身でじっと待つ
レベル 反応・ユーモア 自発的、創造力に秀でる、
陽気
・遊び心のある楽しいふれ合い 一生懸命にやろうとするが出来ない
他人・もの・状況のせいにして、自分は悪くないという態度を取る
プロモーター 行動・イニシアティブ 順応性、説得力がある、
人を惹きつける愛嬌がある
・エキサイティングで刺激的な事が起こること 相手に必要な手助けをしない
決まりごとの無視・違反・曲解



 

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