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チャンドラー,アルフレッド

チャンドラー(Alfred D. Chandler)はアメリカ、ハーバード大学経営学の教授で、経営史の研究家として知られる。1962年に発表された「経営戦略と組織」において、「戦略が組織を規定する」という有名な命題を導き出した。

チャンドラーは、アメリカ企業5社の歴史的研究を通じて、アメリカ企業の戦略と組織の関連には段階的な発展の順序があることを発見した。企業の戦略プロセスを、①量的拡大 ②地理的拡散 ③垂直統合④製品多角化の4つの段階に分け、プロセスの発展段階としての流れを以下のように明らかにした。

① 量的拡大 → 管理部門の発生
② 地理的拡散 → 地域ごとに立地する現業組織の発生
③ 垂直統合 → 開発や生産等の垂直職能を統合化することによる職能性組織の生成
④ 製品多角化 → 事業部制組織の導入

チャンドラーは、上記のような戦略プロセスの違いに応じて組織構造が変わっていくという現象から、「組織は戦略に従う」という有名な命題を導き出した。

チャンドラーの影響を受けて、多くの企業が職能別組織から事業部制組織へと転換していった。

企業が存続・成長していく為には、戦略と組織が適切な関係を持たなければならない。戦略は企業の環境適合の基本的な方法を示すものであり、戦略と組織が整合性を持っている事が、組織の目標達成には不可欠である。




■関連用語
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