Leadership Insights / バブル入社組のこれからの10年[会員限定]

バブル入社組のこれからの10年[会員限定]

(2011年09月15日)

バブル入社の人たちが今ミドルのまっただ中、40代前半にさしかかっている。日本企業の過去のパターンからすれば、まさに課長昇進の初任者管理職の時代であり、ポスト不足とはいえ何らかの管理職肩書が与えられることが普通だった。一方で40歳というのは、発達心理学でいうところの中年の危機、自らの青年期の強みや自身に揺らぎができやすい時期でもある。私は厄年もここからきているのではないかと思うこともある。

しかしながらバブル入社世代はあまりにボリュームがあり、一方で内需は拡大せず、組織はフラット化している。明らかに今までのとは異質の対応が求められていることは、以前から理解されていたと思う。しかし今まで打たれてきた手はあまりにも不十分だ。1990年代後半からのいわゆるリストラの対象は、団塊の世代だった。一般的に年功給与では40歳半ば以降では働きに比して給与負担が上回ることから、1990年代半ばには管理職年俸制が多くの企業で導入されたが、それでも絶対数の過剰感は強く、ホワイトカラー管理職層の大規模なリストラは避けられない状況になった。これと同じことが10年後バブル入社のボリュームゾーンが50代前半になるころにおきないだろうか。
終身雇用を前提に会社に尽くしてきた50代をリストラする体験を持った人事担当者は、いわゆる心理的契約の一方的破棄という仕事は二度と体験したくないと思われた方も少なくないと思う。しかしこのままでは同様の事態は免れない。

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