Leadership Insights / 新鎖国論(下)[会員限定]

新鎖国論(下)[会員限定]

(2010年09月30日)

本連載を開始した7月の時点で1ドル90円近辺を推移していた円は、ギリシャ危機の衝撃や米国経済の二番底懸念が強まる中でじりじりと値を上げ、ついには83円台へと突入し1995年以来15年ぶりの円高水準をマークしました。加工貿易立国の経済モデルでは、円高はメード・イン・ジャパン製品の価格競争力を低下させるという理由で基本的に悪者扱いされます。日本の産業界は、円高に振れる度に為替介入や金融緩和などの円高対策を政府や日銀に要請し、当局による対策の遅れや介入の不徹底を批判します。しかしこの押し問答、考えてみれば1985年のプラザ合意以降、かれこれ四半世紀に亘って繰り返されてきたデジャブの光景ですよね。もうそろそろこの辺で、円高を嘆くのではなく円の国際価値、つまりは「世界市場における日本国の資産価値」が上昇したことを、日本人が素直に喜べるような経済モデルに転換できないものでしょうか?

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