Leadership Insights / 自動車産業の今後を考える(3)~GMの決断からの考察[会員限定]

自動車産業の今後を考える(3)~GMの決断からの考察[会員限定]

(2009年12月16日)

年末になって自動車業界でいくつかの大きな動きがあった。11月も押し詰まってGMのヘンダーソンCEOが事実上解任された。またGMのヨーロッパの現地ブランド2社、OpelとSaabの売却も中止となった。これらが自動車業界にどのような影響を及ぼすのか、自動車業界は2010年も再編が続くであろう。

まずヘンダーソンCEOは就任8ヶ月での解任ということになり、2009年にGMはワーゴナー、ヘンダーソン、ウィットケアとCEOが3人目ということになった。GMは4月に一旦Chapter11により破産し、その時点で債権の整理、退職者への年金の処理、など企業再建に必要な手を矢継ぎ早に打ち出し、そうした処理を終了後すぐに破産状態を脱して10月には投入された政府資金の一部返済も行い、順調に再建が進んでいるかと思わせる状況になっていた。ヘンダーソンCEOは債権者や組合との交渉には功績があったという評価が認められていた。しかし、彼はGMに30年以上も勤務してきたMr.GMとも言うべき人物である。GMの国有化に伴いGMの取締役に就任した人々はこの点に不満があったようである。破産状態からの脱却には手腕を発揮した彼も、ビジネスの展開に関しては旧態依然たるやり方で進めていたこと。さらにOpelやSaabなどの売却に関してもヘンダーソン氏と取締役会の間に大きな意見の違いが出ていた。

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