Leadership Stories / 研究開発リーダー~リーダーは部下を育てる“教育者”である[会員限定]

研究開発リーダー~リーダーは部下を育てる“教育者”である[会員限定]

(2009年10月02日)
旭化成イーマテリアルズ株式会社 執行役員
外村 正一郎氏
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外村正一郎氏
旭化成イーマテリアルズ株式会社
執行役員 新事業開発総部長
  

外村正一郎(とのむらしょういちろう)氏プロフィール:1981年大阪大学大学院基礎工学研究科化学系博士課程修了、同年旭化成工業株式会社(現旭化成株式会社)入社。LSI・情報技術研究所グループ長、中央技術研究所室長などを経て2006年6月旭化成エレクトロニクス株式会社基板材料事業部事業部長、2008年4月旭化成株式会社執行役員、研究開発センター長などを歴任。2009年4月より現職。




権限を委譲して仕事を任せることがモチベーションを上げる


―――外村さんはこれまでに技術開発部門のリーダーなどを務めてこられたそうですが、そのようなご経験から、研究開発リーダーに必要なリーダーシップはどのようなものとお考えでしょうか。

まずは、トップが何を考えているかを共有することが原点だと思っています。どういう会社にしたいというビジョンを共有することは結構時間がかかります。でもそれを若い人まで含めて、対話を重ねて、自分たちがやっていることにどういう意味があるのかをきっちり伝えることがリーダーとしてやるべきことだと思います。本当に理解してもらうためには一方的に伝えているだけではダメで、メンバーとしっかりコミュニケーションが取れてお互いに意見を言い合えるような関係を構築しておかなくてはいけない。顔と名前と個性までわかって、それでやっとビジョンを共有するようなことができます。リーダーは時間もかけて人を信じて目的を共有することが非常に重要だと思います。ある程度の規模の長期に亘る仕事を担当するリーダーには特に必要です。もちろん、組織が大きいと難しいことですから、社長だとしたら限られた事業部長くらいまでが限度だと思いますけど、百人くらいまでならできると思います。私が以前研究開発センター長になった時には、メンバーはやはり百人くらいいたんですけど、全員をグループに分けて何十回と懇親会を行い、面談も全員と年に二回実施、一人一回当たり20分くらいは費やしました。もちろんすごく時間がかかるんですけど、それまで毎年センター長が変わっていて、そのたびに方針が変わるとメンバーが感じているという噂を聞いていたのでそこはしっかりやらなければと思いました。


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