Leadership Insights / リーダーシップの質的変化[会員限定]

リーダーシップの質的変化[会員限定]

(2007年03月15日)

近年広く用いられているコンピテンシー理論のパイオニアで、ハーバード大学の心理学部教授を長年務めたデイビッド・C・マクレランドは、人間のモチベーションを研究し、それが4つに大別されると論じている。それらは①達成動機、②パワー動機、③親和動機、④回避動機の4つであり、人間の行動は、多かれ少なかれ、このどれかの基本的な欲求に引きずられるとしている。

達成動機とは、自分がよいパーフォーマンスを発揮し、自らがタスクを達成することに対する欲求である。達成動機の強い人は、あくまでタスクの達成に関心があり、それによって他人がどう評価するかということへの関心は薄い。これに対してパワー動機とは、何らかの形で人に影響を与えることに満足を感じる本来的な欲求のことであり、マクレランドらの研究によると、政治やビジネス界はもちろんのこと、芸術や宗教、科学など、さまざまな分野のリーダーにパワー動機の強い人が多いという。親和動機は、人に好かれたい・仲良くしたいという欲求であり、パワー動機とは異なるが、やはり他人との関わりに関する動機である。

人間は、多かれ少なかれ、これらの4つの基本的な動機を持っているが、人によってこれらの動機に強弱があり、行動に違いが出るという。


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